異常な眠気に苦しんでも家族からは理解されにくい

ベッドで横たわる女性 ナルコレプシー

日中に異常な眠気に襲われる。

自分の不規則な生活、あるいは怠惰な性格からくるものだと自分を責める。

規則正しい生活と十分な睡眠を取るよう全身全霊で心がける。

しかし、異常な眠気はどこからともなくやってきて、私を悩ませるのです。

やっぱり私、どこかおかしいんじゃない?

そう考えるのですが。

周りの人間からは理解されないのが過眠症という病気なのではないかと思います。

私の場合、一緒に暮らす旦那さんの理解がもっとも得られないものでした。

異常な眠気がまさか病気からくるものだとは思っていなかった

自分でも、過眠症そしてナルコレプシーという病気の存在を知りませんでした。

常に眠さからくるダルさのようなものがあるのですが。

それは、面倒くさがりで怠け者体質の私だからそう感じるのだと長年信じて疑うことがありませんでした。

何をやっていてもしんどいと感じる。集中力がない。続かない。

いやというほどそのようなことは体験してきており、それが自分の性格だと思いこんでいたのです。

異常な眠気を心配してくれる人もいる

弟夫婦と私夫婦で2泊3日の旅行にでかけたことがありました。

車の運転は私を除いた3人で交代しながら移動していたのですが。

移動中私がずっと眠っていること。そして夜も眠るのが早いこと。

弟はかなり驚いた様子でした。

「姉貴、その寝方は異常じゃないか?」

やぱりそう思うよね?私おかしいよね?と同意を得ようとしたそのとき。

旦那さんがこう言いました。

「今の御時世、病院に行けばなんなりと病名はつけてくれるとは思うよ」

要するに、「眠いのは精神性の問題」という意味でこう言ったのでした。

そう決めつけられてしまうと言い返すこともできず、あぁ私は気持ちが弱いから眠くなるのだなと自分を納得させて病院へ行くという選択肢を取ることはありませんでした。

眠いのはうつ病だからではないか?という不安と疑い

私自身も、精神が病んでいるのではないかという不安もあり、自分に対してそのような疑いももっていました。

なにか頑張ろうとすると、眠気に襲われる。

頑張ることに対してストレス耐性が弱いのでは?と自分のことを分析しているところがありました。

決してうつ病が軽い病気であるとか、精神が弱いからなるのだとか、そのような意味ではありません。

私はそのような根性論がまったくもって好きではありません。

でも、あまりにも私は、うつ病とはかけ離れていると思うところもありました。

基本的には元気だし、明るいし、職場でも大切にかわいがっていただいていました。

会社に行くのが嫌だと思ったことはありません。

ただ眠くて動きたくないのです。

ただ、どうしようもなく眠いのです。

寝てはいけないとわかっていても、我慢がきかなく一瞬落ちてしまうことがあるほどに眠いのです。

このような症状も、まとめてうつ病というのかな?と深く考えないようにしていました。

家族から眠気に対する理解が得られない

ベッドに腰掛けて不機嫌そうにしている女性とベッドに寝そべって女性になにか言っている男性

病院い行くのが遅れたのは、旦那さんの対応にも原因がありました。

  • やる気がないから眠い
  • やらなければならないことを目の前にすると眠ることで逃げる

これが、10年以上一緒に暮らしている旦那さんの私に対する評価でした。

そのように思われても仕方がないし、実際そうなのだと反論する気力もなく。

「ダメ人間扱い」されながら、私はのらりくらりと生きてきました。

しかし、

  • 会社は好きだし居心地も良い
  • 仕事に対してやる気もある
  • 全身全霊で規則正しい生活を送ることを心がけている

それでも、異常な眠気に襲われるのです。

眠気に耐え続けると、とても疲れます。

仕事を終え、家に帰る頃はくたくたです。

帰りの電車を乗り過ごすこともたくさんありました。

家に帰って玄関に入ったとたん、崩れて眠ってしまうこともありました。

土日の仕事が休みの日は、ただただ眠っていたいのでなにもやる気がおきません。

「やっぱりこの眠気おかしいと思うんだよね」

そう言うと、旦那さんはこう返しました。

「パソコンの前で作業してたら、誰だって眠くなるんです。あんただけじゃないよ。」

自分の眠気の以上さは他人には理解されない

旦那さんであっても他人です。

その他の人はもっと他人です。

そもそも数値を測ることのできない「眠気」というもの。そこからくるダルさ。

これは、どれほど説明しようとしても、相手には理解できないものです。

だから「理解されない」と嘆いても、あまり意味がありません。

過眠症の辛さは、過眠症の人間にしかわかりません。

ナルコレプシーの辛さは、ナルコレプシーになった人でしかわかりません。

同じ過眠症でも、人によって眠さの感じ方はそれぞれ違うだろうと思います。

だから、自分にできることは。

他人から理解されようとすることでもなく、また同情されることでもなく。

客観的に「私の眠さは異常です」という証明を見せることが第一歩だと思います。

自分の心が壊れてしまう前に、まず重い腰を上げて診察を受けてみることをおすすめします。

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